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ざっくり紹介
まず、絵柄なんだけど…うーん、なんていうか、「整いすぎていない」っていうのがいいんだよね。最新の商業誌みたいにピカピカに磨き上げられてる感じじゃなくて、作者の「描きたい!」っていう熱量が、線の勢いとかちょっとしたタッチにダイレクトに伝わってくる感じ。キャラの表情が、特に「間」の表情がすごく豊かで、はっと気づくとニヤニヤこっちまでしてるんだよね。テンポも絶妙で、シリアスな空気が流れたかと思うと、次のコマでふわっと軽いギャグが挟まれたり。で、その切り替えが全然嫌味じゃないんだ。作者の呼吸みたいなものがあって、読んでる側も自然とその世界に引き込まれていく感じ。
これ、どんな人に刺さるかな…えっとね、例えばさ、「完成品」だけじゃなくて、制作の「手触り感」みたいなものにときめいちゃう人。下書きの線が少し残っていたり、ラフな感じを楽しめる人にはたまらないと思う。あと、ストーリーが「王道」を一直線に突っ走るんじゃなくて、ちょっと脇道にそれて、キャラクター同士の何気ない会話をじっくり描いてたりするのが好きな人。例えば、メインのイベントの後で、ほっと一息ついているキャラたちが、ふとくだらない話を始めるところとか、すごくいいんだよ。そういう「本筋じゃないけど、キャラが生きてる瞬間」がたくさん散りばめられてる。あとは…そうだな、肩の力を抜いて、何か新しいものとの「偶然の出会い」を楽しみたい人。これ、宣伝も何もないから、完全に口コミか偶然で見つけるしかないじゃん? そういう、掘り出し物を自分で見つけたみたいな、ちょっとした探検気分を味わえるんだよね。
ただ、もちろん合わない人もいるとは思うんだよね。まず、情報がなさすぎて不安になる人。タイトルも作者もわからないって、それだけで「信用できない」と感じちゃう人には、ちょっとハードルが高いかも。あと、物語がすごく明確なゴールに向かって一直線!っていう、がっつりした構成を好む人には、少し散歩みたいな、ゆるやかなテンポに物足りなさを感じるかもしれない。絵柄も、どちらかというと「愛嬌」や「勢い」で勝負してるので、とにかく技術的に完璧で美麗な絵を求めている人には、物足りない部分が出てくると思う。だから、「なんか気になる…」って好奇心がちょっとでも動いた人にこそ、見てほしいな。
とにかく、これはもう、数字の羅列の向こう側に潜んでた、小さな宝石みたいな作品だよ。情報なさすぎて逆に清々しいくらいだし、まずは1ページめくってみてよ。そしたら、そのファイル名みたいなタイトルが、なんだか愛おしい暗号に思えてくるから。



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