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ざっくり紹介
これ、一言で言うと「無機質な箱庭で繰り広げられる、どこか温かい観察記録」って感じなんだ。
絵柄はすごくクリーンで、余計な線が一切ない。背景も時々、まるで3Dモデルのプレビュー画面みたいな簡素さだったりする。キャラクターの動きは、ぶっちゃけ「ぎこちない」って言ってもいいくらい。でも、これがくせ者で、その不自然な動きが、逆に「彼らはこの世界の住人じゃないかも」っていう不思議な没入感を生んでるんだ。
テンポはゆっくりめで、BGMも控え目。派手なイベントがバンバン起こるわけじゃないんだけど、画面の端っこで小さく光るオブジェクトとか、キャラ同士の何気ない(でも妙に人間くさい)仕草のズレとか、そういう「細部のディテール」を発見する楽しさが詰まってる。刺さる人には、その小さな発見ひとつひとつが、宝物を拾うような感覚になるんだよね。
具体的にどんな人にハマりそうかっていうと…
・「あのゲームの隠しルームとか、意味のない階段とかにテンション上がる」って人。世界の「仕組み」そのものや、意図されていないらしき隙間にロマンを感じるタイプ。
・日常のふとした瞬間、例えばコンビニの店内BGMとエアコンの音が偶然ハモるとか、そういう「小さな奇跡」にニヤリとしちゃう人。
・昔、学校のパソコンで見つけた謎のソフトや、誰かの作った変なフラッシュゲームを無心でいじり倒した記憶がある人。あの「これは何なんだ?」という純粋な好奇心が蘇る味わいだ。
要は、「完成されたストーリー」よりも、「そこに存在していること自体が物語」みたいな作品を楽しめる感性の持ち主に、刺さるナイフのように刺さると思う。
ただ、もちろん合わない人もいるよね。それは当然だ。
もしあなたが「はっきりした目的やゴールがないと動けない」「キャラクターの心情やドラマチックな展開をガッツリ求めている」というなら、ちょっと物足りなさを感じるかもしれない。だって、これは「鑑賞する」っていうより「探検する」に近い作品なんだ。道案内も看板もほとんどない、不思議な公園をぶらぶらするような感覚。だから、「何が起こるんだ!」と前のめりになるより、「あ、ここにこんなものが…」と腰を下ろして観察する姿勢が向いてる。
あと、情報が一切ないから、作者の意図も解釈も全部、自分の中に落とし込む必要がある。それが面白いんだけど、人によっては「これって結局なんなの?」と消化不良になっちゃう可能性はあるね。
とにかく、タイトルも作者も不明で、全てが謎に包まれたこの作品。でも、その「無名」であることが、かえって自由な想像の入り口になってる気がするんだ。誰の評価も介さず、純粋に自分の感覚だけを頼りに、この数字の羅列の向こう側にある小さな宇宙を、のぞきに行ってみない?



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