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ざっくり紹介
でもね、これがね、むちゃくちゃ面白いんだよ。いや、ほんとに。ファイル名みたいなタイトルで、何の前情報もないから、最初は「なんじゃこりゃ」って感じなんだけど、開いて数分で引き込まれるんだから不思議。
空気感で言うと…まず絵がね、すごく“呼吸”してるっていうか。線がすっきりしてるわけでも、めちゃくちゃディティールが細かいわけでもないんだけど、キャラのちょっとした仕草や、一コマの中の空白の使い方が絶妙なんだ。例えば、主人公が何か考え込むシーンで、背景がふわっとぼかされて、そのキャラの表情だけがくっきり浮かび上がる…みたいな。ストーリーのテンポも良くて、重たい話の合間に、思わず「ふっ」と笑わせてくれる小ネタがさりげなく挟まれてる。泣かせようとしてガンガン来るんじゃなくて、気づいたら感情がじわじわと染み出してくる、そんな感じ。
刺さりポイントは、間違いなく「日常のふとした隙間」を描くのが上手いところだね。例えば、朝、いつもと同じようにコーヒーを淹れているはずなのに、なぜか今日は味が違って感じられるとか、通勤電車で見知らぬ人と一瞬目が合って、変に気になってしまうとか…。そういう、言葉にしにくい、でも誰もが経験したことあるような“小さなズレ”や“無意識の一瞬”を、そっと切り取って見せてくれる。派手な展開は少ないかもしれないけど、その分、ページをめくる手が、なぜか止まらなくなるんだ。
具体的にどんな人に刺さるかって言うと…
・ 日々の生活で「あれ?」って思う小さな違和感を、たまに楽しんでしまう人。雨の日の窓の曇り方をずっと見てたことある人、みたいな(笑)。
・ 映画や小説で、ストーリーそのものより、「主人公がドアを開ける前、一呼吸おいた手の動き」みたいなディテールにグッと来るタイプ。
・ 情報が何もない状態から、自分なりの解釈で作品を“育てていく”のが好きな人。この作品は説明がほぼないから、逆に想像がふくらむんだよね。
ただ、もちろん合わない人もいるかも。もしあなたが…
・ 明確なストーリーラインや、はっきりしたテーマが無いと落ち着かない人。
・ 「で、結局何が言いたいの?」と、すぐに結論を求めてしまう人。
・ とにかくインパクトやスピード感を第一に求める人。
…だったら、少し物足りなく感じるかもしれない。これは“体験”に近い作品で、 “説明”をしてくれない作品なんだ。静かな湖に小石をポチャンと投げて、その波紋が広がっていくのをただ見ているような、そんな時間を楽しめるかどうかが鍵かな。
まとめるとね。
タイトルも作者も謎だらけのこの作品、『cid=d_461838』は、言ってみれば「誰かが落としていった、少し不思議なスケッチブック」。大げさな宣言は一切ないけど、めくっているうちに、自分の記憶や感覚と静かに共鳴し始める。とりあえず、一度手に取って、最初の数ページだけでもその“間”の空気を感じてみてよ。何かが、きっと引っかかるから。



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