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ざっくり紹介
えっとね、まず見た目の話からいくと、絵がすごく“呼吸”してる感じなんだ。どっかの大規模商業誌みたいにキンキンに磨き上げられてるわけじゃなくて、時々線が震えてたり、背景がざらっとした質感だったり。それが逆に、登場人物の体温みたいなものが伝わってくるんだよね。例えば主人公がため息をつくコマの後、ちょっとだけ絵のタッチが柔らかくなって「あ、今ほっとしたんだな」ってわかったり。テンポも絶妙で、シリアスな会話の合間に、いきなりキャラの癖みたいなものがぽろっと出てきて「え、そこ!?」ってツッコミたくなるギャップがあるんだ。音楽がなくても、コマの流れで軽快なBGMが聞こえてくるような、そんなリズム感。
これ、どんな人に刺さるかな……うーん、例えばさ、「完璧すぎる主人公より、ちょっと抜けてるところがあるキャラの方が好き」って人にめちゃくちゃハマる気がする。主人公は決してカッコいいわけじゃないんだけど、なぜだか憎めない。彼がへまをした時、読んでるこっちが先に「あーあ、またかよ」って苦笑いしちゃうんだ。あと、「小さな幸せ」の描写にやられる人にもおすすめ。壮大なサクセスストーリーじゃなくて、例えば雨の日に軒先で拾った猫と無言でにらめっこしてるとか、そんな何気ない一コマに、じんわりくるものがあるんだよね。もちろん、しっかりとしたメインのストーリーはあるんだけど、そういう“隙間”の描写がまたいい。
ただ、合わない人もいるかも。というか、これすごく好みが分かれると思う。例えば「とにかくガンガン話が進まないとイライラする」って人には、ちょっと間が持てるかもしれない。あと、絵柄が完全に“整って”いるわけじゃないから、そういうところにこだわる人には物足りないかも。全体的に、どっちかっていうと「空気」や「余白」を味わう作品だね。爆発的な展開や、わかりやすい勧善懲悪を求めてると、肩すかしを食らうかも。
とにかく、これってね……「名前もわからない人から貰った、ちょっと不思議なお菓子」みたいな作品なんだ。パッケージはシンプルだし、成分表示もない。でも一口食べてみたら、懐かしい味がして、なぜかほっこりしちゃった。そんな感じ。だから、もし少しでも興味を持ったなら、迷わず一口、いや一コマ味わってみてよ。変な勧め方だけど、知らないからこそ、予断なしにその世界に飛び込めるってのも、あると思うんだよね。



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