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ざっくり紹介
まず絵柄なんだけど、これがまた独特で。すごくシンプルな線なんだけど、キャラのちょっとした仕草とか、目つきにめちゃくちゃ味があるんだよね。例えば、主人公がため息をつくシーンでも、ただ俯くんじゃなくて、窓ガラスに映った自分にちょっとムッとしてる感じが滲んでたりするの。動きの描写も「さっ」って感じのテンポで、ダラダラした説明がなくて好み。音楽がなくても、コマの切り替わりでリズムが感じられるって言うか…。あ、そうそう、色使いも地味にすごくて、基本は落ち着いたトーンなんだけど、重要な場面でほんのり差し色が入ると、「あ、ここ見て」って自然に目が誘導されるんだ。
で、この作品、どんな人に刺さるかっていうと…まず、「日常のちょっとしたズレ」を楽しめる人に超オススメ。例えば、コーヒーを淹れようとして、なぜかやかんとマグカップで迷子になるみたいな、小さな違和感が積み重なる感じが好きな人。あとは、会話の「間」や、言わなかった言葉の余韻で物語が進んでいくのが好きなタイプ。登場人物たちはべらべらしゃべらないんだけど、無言でコップを置く音とか、鞄を探す手の動きで、めちゃくちゃ心情が伝わってくるんだよね。「あ、この人今、ちょっと後悔してるな」って、セリフがなくても分かる瞬間がたくさんあって。
逆に、合わないかもなーって人もいるかも。例えば、はっきりしたストーリーの軸や、派手な展開をガンガン求める人には、ちょっと物足りなく感じるかも。これはどちらかっていうと、「空気を読む」作品なんだよね。事件が起きるわけじゃなくて、ただの一日が、ただの風景が、なぜか特別に見えてくる…そんな感覚。あと、明確な「ラスト」や「答え」が提示されるわけでもないから、すっきりした結論を求めると「え?これで終わり?」ってなっちゃうかも。静かな余韻に浸れるかどうかが鍵だと思う。
とにかく、ファイル名みたいな謎のタイトルに騙されないでほしい。これは、ふと時間が余った昼下がりに、窓辺でゆっくり読むのにぴったりの、小さな発見の詰まった作品だよ。何かが「起きる」んじゃなくて、日常が少しだけ「輝いて見える」瞬間を、そっと手渡してくれる感じ。気になったら、ぜひその目で確かめてみて。



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