※ 成人向けコンテンツを含む可能性があります。閲覧・購入は各サービス規約と年齢制限に従ってください。
※ 本ページのリンクにはプロモーション(アフィリエイト)が含まれます。
ざっくり紹介
えっとね、まず見た目からしてすごく“隙”があるんだよね。いや、隙って悪い意味じゃなくて…例えば、主人公がふと窓の外を眺めるカットの背景が、妙に丁寧に雨の粒まで描き込まれてたりするの。なのに次のコマで、いきなりテンポのいい掛け合いが始まっちゃうから、こっちの呼吸がちょっと奪われるっていうか。絵柄は、すごくクリーンでモダンな感じなんだけど、ところどころに手描きの温かみがにじんでて、「あ、この作者めっちゃ楽しんで描いてるな」ってのが伝わってくるんだ。
刺さりポイントで言うと、やっぱり“間”の作り方が絶妙なんだよね。説明しすぎないから、読んでる側が自然と想像で埋めたくなる隙間がたくさんあって。例えば、二人が黙って同じものを見てるシーンがあるんだけど、セリフは一切なくて、ただ風でカーテンが揺れて、影がゆっくり動いて…それだけで、なんか胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになっちゃう。そういう、言葉にしない感情のやり取りが、本当に上手い。
これ、どんな人に刺さるかな…。
まず、「日常のちょっとした違和感から物語が始まるのが好き」な人にはたまらないと思う。大きな事件が起こるわけじゃないんだけど、いつもの通学路の景色が、ある日なぜか色あせて見えたり…みたいな、あの感覚が好きな人。
あと、キャラクターが“考えすぎちゃうタイプ”な人にも響くかも。主人公が、相手の何気ない一言を夜中に布団の中で蒸し返して、「あの時ああ言えばよかった…」って悶々とする描写が、めちゃくちゃ共感できて(笑)。でもそれが、悲しいっていうより、どこか愛おしい感じで描かれてるんだ。
あ、あと音楽好きの人にもオススメしたい。作品そのものが音楽について語るわけじゃないんだけど、ページをめくるリズムや、静と動の切り替えが、すごく音楽的で。まるで良いアルバムを聴いた後の、あの余韻に似た感覚が味わえる気がする。
ただ、合わないかもなーと思う人もいるかも。例えば、「はっきりした目的やゴールがあるストーリーがいい」って人には、少し物足りなく感じるかもしれない。これは、目的地に向かって一直線!っていうより、道すがらの景色をふらふら楽しむ散歩のような作品だから。あと、とにかくテンポよく展開が進まないとダメ!って人には、間や余白が多い分、ちょっと間延びに感じる可能性はあるかも。それはそれで仕方ないよね。
とにかく、これはもう…「言語化できない何か」に、そっと寄り添ってくれる作品なんだよね。読んだ後、なぜか心が軽くなっていて、外の空気がいつもよりきれいに感じたりする。そんな、小さな魔法が詰まってる気がするよ。だから、気になったら、ぜひその目で確かめてみて。変な勧め方だけど…「考えないで、感じてみて」って伝えたい。損はさせないから!



コメント